Enfants Riches Déprimés(アンファン・リッシュ・デプリメ)——「憂鬱な金持ちの子供たち」。コンセプチュアル・アーティストの Henri Alexander Levy が2012年に立ち上げたこのレーベルを、本人はファッションラインではなく、自らのアート実践の延長として扱っている。LA のパンクの生々しさに、パリ的な仕立てとファブリケーションを掛け合わせる。手作業でダメージを加え、手描きを施したTシャツ、モヘアのニット、レザー、テーラリング——いずれも LA のスタジオとイタリアに分けて、わずかな数だけ作られる。Levy はこれを「エリート・パンク」と呼ぶ。設計からして挑発的で、意図して希少に保たれている。参照元は、アンダーグラウンドのアート、文学、ポストパンクから引かれている。